【写真:Getty Images】
リーグ再開が待たれるイタリア・セリエAだが、ブレシアのマッシモ・チェッリーノ会長は再開を頑なに拒否し続けている。地元紙『ジョルナーレ・ディ・ブレシア』が12日付でインタビューを伝えた。
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新型コロナウイルス感染拡大の影響により、セリエAは3月半ば以降全ての試合が延期。依然として厳しい状況は続いているが、徐々にウイルス感染のペースダウン傾向がみられることもあり、早ければ5月末から無観客試合でリーグを再開できる可能性も期待され始めている。
だが以前からリーグの中止を主張し続けてきたチェッリーノ会長は、再開に応じない姿勢を改めて明白にしている。「もしプレーが再開されてもブレシアに試合をさせるつもりはない」と同会長は語った。
「単なる挑発ではない。勝ち点を減点したいのであればすればいい。その場合は私が全て責任を負う」とチェッリーノ会長。「降格を恐れてはいない。破産することはないし、セリエAにはまた戻れるからだ」と強気な姿勢を示している。
今季8年ぶりにセリエA昇格を果たしたブレシアは、リーグ中断時点で最下位。残り12試合で残留ラインに9ポイントの差をつけられており、リーグが再開されたとしても残留に向けた戦いは厳しいものとなることが予想される。
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