【写真:Getty Images】
チェルシーなどで活躍した元コートジボワール代表FWのディディエ・ドログバ氏は、母国に所有する病院を新型コロナウイルス対策のため提供することを決めたようだ。『AFP通信』が12日に伝えている。
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世界中に感染が拡大した新型コロナウイルスは、アフリカでも徐々に猛威を振るいつつある。世界保健機関(WHO)によれば、コートジボワール国内では現時点で574人の感染者と5人の死亡者が報告されている。
ドログバ氏は、自身の基金を通して運営する元首都アビジャンの病院を提供することを決断。同氏の病院はまだ稼働していないが、今後ウイルス対策に利用されるとのことだ。「愛国的な行為であるドログバ氏の贈り物に感謝したい」とアビジャン知事のヴァンサン・トー・ビ氏はコメントしている。
現在42歳のドログバ氏は2018年に現役を引退。コートジボワール代表では歴代最多得点を記録するなど絶対的エースとして活躍し、同国の英雄として絶大な影響力を有している。
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