【写真:Getty Images】
新型コロナウイルスの影響により世界各国でサッカーの国内リーグや国際大会が軒並み中止された状況の中、チャイニーズ・タイペイ(台湾)では12日に国内リーグの2020シーズンが開幕する。アジアサッカー連盟(AFC)公式ウェブサイトがリーグ開幕に向けた見通しを伝えている。
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現時点で国内リーグが開催されているのは欧州のベラルーシや中央アジアのタジキスタンなど世界で数ヶ国のみだが、チャイニーズ・タイペイ・プレミアリーグもそこに加わることになる。AFCによれば東アジアでは現時点で唯一の国内リーグ開催国になるという。
台湾は新型コロナウイルスの感染拡大を最小限に抑える対策が成功しているとして世界的に賞賛を受けている。11日時点では通算385人の感染が確認されているが、そのうち331人が域外からの移入者であり、域内で新たに感染した例は54人のみ。それでも国内リーグの試合は当面無観客で開催するとのことだ。
AFC公式サイトでは開幕を迎える8チームの全メンバーを紹介しているが、このリーグでプレーする日本人選手も多い。特に台中FUTURO FCは川崎フロンターレやチャイニーズ・タイペイ代表などの元監督である今井敏明氏が率い、元JリーガーのDF一柳夢吾やDF山内恵太、DF上田航平など7人の日本人選手を擁する。他にも北市大同FCにはMF原田拡帝、航源FCにはDF下野淳、銘傳大学FCにはFW田所隼乃介、FC台北紅獅にはMF井上湧貴などがそれぞれ在籍している。
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