【写真:Getty Images】
レアル・マドリードからのレンタルでマジョルカに所属している日本代表MF久保建英は、新型コロナウイルスによるリーグ中断がなければ今週末にはアウェイでマドリーと対戦するはずだった。スペイン紙『アス』の12日付インタビューに答え、そのマドリーへの思いや現在の生活などについて語っている。
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久保の契約にはレンタル元クラブであるマドリーとの対戦を禁じる条項は設定されていないため、昨年10月にはホームで対戦した試合に出場した。本来4月12日に予定されていたリーガエスパニョーラ第31節の試合では、マドリー本拠地サンティアゴ・ベルナベウでの初めての試合に臨むことが見込まれていた。
「実際のところ、すごく楽しみにしていました」と久保は予定されていた試合についてコメント。「僕にとって全ての試合が大事ではありますが、すごく特別な試合ですので」と未体験のベルナベウでのプレーに思いを馳せている。
「今はできるだけ早く事態が落ち着いてほしいとだけ考えています。健康が何より重要です」と久保は語る。チームの練習が中止され、外出制限がかけられた現状の日々については、「他の全ての選手たちと同じく僕もサッカーのために生きていますので、もちろん大変ではあります」と話している。
自宅で過ごす中でもクラブからは練習メニューを与えられ、ビデオ通話を用いながら数人のグループでのトレーニングを行っているという。ボールを使っての個人練習も行い、コンディションの維持に努めていることを説明している。
「ベルナベウで初めてプレーできる日が来るのを楽しみにしていましたが、本当の夢は白いユニフォームを来てそこでプレーすることです」と久保。「そのために最大限の努力をしていくつもりです」と、マドリーに復帰してトップチームに定着することにも意欲を示した。
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