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過去に“爆買い”の中国も選手の減給を発表。3月1日から今季開幕までの期間が対象

text by 編集部 photo by Getty Images

中国
【写真:Getty Images】

 中国サッカー協会が9日、新型コロナウイルスによるクラブの経済的打撃を考慮し、選手の給与削減を実施することで合意に至ったと発表。

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 新型コロナウイルスの発生源となった中国では、感染拡大を防ぐために2月22日に開幕予定だった中国スーパーリーグが延期された。その間、山東魯能に所属するマルアン・フェライニが新型コロナウイルスに感染するなど選手にも被害が拡大している。ただ、選手への影響はそれだけではないようだ。

 中国サッカー協会の発表によると、現地時間9日に全てのカテゴリーのクラブ代表とビデオ会議を通じて話し合い、選手の給与を削減することで合意に至ったという。今年3月1日からシーズン開幕までの期間が減給の対象になるようだ。

 なお、選手の減給は中国サッカー協会の独断ではなく、国際サッカー連盟(FIFA)と協議した上で支援を受けたと説明している。減給も選手と話し合った上で金額を決めることになる。過去に“爆買い”という形で欧州リーグからスター選手を獲得してきた中国スーパーリーグだが、ブンデスリーガやリーガエスパニョーラなどのクラブに続いて選手に減給を要求することになった。

【了】

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