【写真:Getty Images】
スコットランドのセルティックは10日、新型コロナウイルスによる危機的状況への対応として、トップチームの選手たちやニール・レノン監督、クラブ経営陣などの給与カットおよび報酬支払い延期が合意に達したことを発表した。
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スコットランドでも新型コロナウイルスの影響により3月半ば以降全ての試合が中止され、再開の見通しは不透明。シーズン打ち切りに向けた議論も行われており、各クラブは収入源を絶たれて経営面で厳しい状況に置かれている。
セルティックの発表によれば、トップチームの選手たちやレノン監督、クラブCEO、その他経営陣やスタッフらが4月から6月までの期間の給与について「大幅な削減」および「大部分の支払い延期」を自発的に申し出たとのこと。具体的な削減割合などは明らかにされていない。また、6月以降の時期については改めて検討を行うとのことだ。
「ピッチ内外でのチームワークと団結こそがこのクラブにとって重要だ。経済的現実について我々全員が十分に理解しており、その中で自発的に自分たちの役割を果たしたい。全員で団結してこの状況を切り抜けられる」とレノン監督はコメントしている。
スコットランドでは先日、セルティックのライバルクラブであるレンジャーズも同様の発表を行っていた。スティーブン・ジェラード監督および選手たちが給与受け取りの延期を自発的に申し出たとのことだ。
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