フットボールチャンネル

Jリーグ 5年前

Jリーグ伝説の5チーム。強力な布陣、憎らしいほどに強い…歴史に残る最強のクラブは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

鹿島アントラーズ(2009年)

j%e3%81%ae%e4%bc%9d%e8%aa%ac_181126_0001
鹿島アントラーズ(2009年)のフォーメーションや成績など【写真:Getty Images】

鹿島アントラーズ
09年シーズン成績
・リーグ戦:1位(勝ち点66/20勝6分8敗)
・リーグカップ:ベスト8
・天皇杯:ベスト8
・ACL:ベスト16
監督:オズワルド・オリヴェイラ(ブラジル/当時58歳)

2009年の主な先発メンバー
GK:曽ヶ端準
DF:新井場徹、伊野波雅彦、岩政大樹、内田篤人
MF:青木剛、小笠原満男、本山雅志、野沢拓也
FW:マルキーニョス、興梠慎三

過去に5つのクラブが2連覇を達成しているJリーグ。チームの状況も年々変わるなか、3年連続で頂点に立つのは非常に難しい。しかし、3連覇を達成したクラブが一つだけある。鹿島アントラーズだ。

2007年に大逆転で優勝すると、翌年は安定した強さを発揮して連覇を達成。そして、2009年も鹿島の年となった。終盤にかけて5連敗を喫するなど、決して圧倒的な強さを誇ったわけではない。それでも、他クラブが追いつけなかったということは年間通しての強さがあったからに他ならない。小笠原満男、本山雅志ら黄金世代は円熟の時を迎え、岩政大樹は『鹿島の3番』として壁を築いた。興梠慎三はエースとなり、大迫勇也という希望も台頭した。そして、内田篤人は日本を背負うまでになった。

【了】

1 2 3 4 5

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!