岡田武史(2010年南アフリカワールドカップ)
2010年南アフリカワールドカップの基本先発メンバー
南アフリカワールドカップに向けたアジア最終予選でも継続的に日本代表入りし、終盤はウズベキスタン戦、カタール戦、オーストラリア戦と3試合連続で先発出場。トップ下を務め、ワールドカップ本大会でもメンバー入りが有力視されていた。
しかし、2010年2月末に川崎フロンターレの一員として出場したAFCチャンピオンズリーグの城南一和戦で下顎骨骨折の重傷を負い、ワールドカップ出場が危ぶまれた。それでも予定より早く回復し、4月中旬に戦線復帰を果たし、無事にワールドカップ本大会の最終メンバー23人にも入ることができた。
岡田武史監督は大会直前に守備的な戦い方に方針転換し、主力の入れ替わりもあったが、中村はグループリーグ3試合で1分も出番を得られず。ワールドカップでの唯一の出場は、ラウンド16のパラグアイ戦後半終盤からだった。
PK戦で駒野友一が失敗し、日本はベスト16で敗退となった。しかし、ワールドカップが終わってすぐの2010年9月に原博実暫定監督が率いて日本のホームでパラグアイと対戦した際は先発起用された。65分に針の穴を通すようなスルーパスで香川真司のゴールをアシストし、パラグアイにリベンジを果たした。
●2010年南アフリカワールドカップの基本先発メンバー
▽GK
川島永嗣
▽DF
駒野友一
中澤佑二
田中マルクス闘莉王
長友佑都
▽MF
阿部勇樹
長谷部誠
遠藤保仁
松井大輔
大久保嘉人
▽FW
本田圭佑