【写真:Getty Images】
トッテナムに所属する31歳のベルギー代表DFトビー・アルデルヴェイレルト。同選手の代理人は、クラブが減給を望むのであれば無料で移籍できる権限を選手に与えるべきだという見解を示した。9日に英紙『デイリー・メール』が報じている。
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新型コロナウイルスの影響で欧州各国のリーグは中断された。その経済的打撃を緩和するためにブンデスリーガやリーガエスパニョーラなどのクラブは選手の減給を実施している。プレミアリーグも現地時間3日、選手と30%の減給で協議することに全20クラブが全会一致で合意したと発表。他国に続いて、プレミアリーグのクラブも選手に減給を要請していく方針となった。
しかし、アルデルヴェイレルトの代理人はこの決定に納得していない。「クラブが選手と契約する場合、彼らは移籍金等を支払った上に相当な賃金を支払うリスクも負う。その代わり、関係者全員が同意しない限り、契約終了前に選手はクラブを離れることは出来なくなる。そのため選手の賃金を引き下げるクラブは、選手が違約金なしで契約を終了できることを認めるべきであり、これらのクラブは選手が他クラブへ移る場合にも移籍金を要求することが出来なくなるのが合理的だろう」とし、選手に減給を要請するのであれば、違約金なしで契約解除を認めた上で無料で移籍できる権限を与えるべきだと主張した。
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