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息子思いのバイエルンDF。無断外出で罰金処分も「あの子のためならどんな罰でも受け入れる」

text by 編集部 photo by Getty Images

ジェローム・ボアテング
【写真:Getty Images】

 バイエルン・ミュンヘンに所属する31歳の元ドイツ代表DFジェローム・ボアテングが、病気で入院する息子に会うために違反を犯したことを明かした。8日に独紙『フォーカス』が報じている。

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 新型コロナウイルスの感染者が発生したドイツでは、不要不急の外出自粛を国民に要請しており、クラブも所属選手の行動を管理していた。そのような状況の中、クラブに無断で外出したことで罰金処分を科せられている。現地時間1日にバイエルンが発表し、徴収したお金は全てミュンヘンの病院に寄付すると伝えていた。

 違反を犯したことについてボアテングは「あの時、僕は息子のことだけを考えていた。健康状態が良くないという知らせを受けたんだ。息子が呼んでいるのなら、もちろん僕は車を走らせる。どんな時でもだ。彼のためなら僕は全ての罰を受け入れる覚悟でいる。息子が去るような瞬間がある場合でも、いつでも側にいる父親でいたい」と語り、息子思いの父親という一面を見せた。

【了】

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