日韓ワールドカップ
日韓ワールドカップの基本フォーメーション
2000年10月に行われたアジアカップ・レバノン大会には、シドニー五輪のメンバーが多く選出される中で代表に復帰した。スーパーサブとして起用された小野はサウジアラビア戦でゴールを決め、日本代表はこの大会で優勝した。
2001年にはワールドカップ前哨戦となるコンフェデレーションズカップにも出場。初戦のカナダ戦で先制ゴールを決めた小野は、決勝までの全試合に先発した。フランスに敗れて準優勝となったものの、日本代表は翌年のワールドカップに向けて弾みをつける戦いを見せた。
日韓ワールドカップにも小野は順当に選出。初戦のベルギー戦では小野が送ったロブパスを鈴木隆行がつま先でゴールに流し込み、同点ゴールを演出している。全試合に先発した小野は、日本代表を初の決勝トーナメント進出へと導く活躍を見せた。フェイエノールトでUEFAカップ制覇に貢献した小野は、2002年のAFC年間最優秀プレーヤーに選出されている。
●日韓ワールドカップの基本フォーメーション
▽GK
楢崎正剛
▽DF
松田直樹
宮本恒靖
中田浩二
▽MF
明神智和
稲本潤一
戸田和幸
小野伸二
中田英寿
▽FW
鈴木隆行
柳沢敦
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