シドニー五輪
シドニー五輪の基本フォーメーション
小野伸二を筆頭に、稲本潤一、遠藤保仁らワールドユースのメンバーは黄金世代と呼ばれ、翌年に迫ったシドニー五輪での活躍が期待された。しかし、7月5日に行われたアジア地区一次予選で、小野はフィリピンの選手に後方からタックルを受けて負傷。左膝の靭帯断裂の大怪我を負い、長期離脱を余儀なくされた。
リハビリを経て復帰したが、2000年のシドニー五輪には選出されず。黄金世代に加えて当時ローマに所属していた中田英寿、オーバーエイジで参加した三浦淳宏や楢崎正剛を擁するチームはグループリーグを2位で突破したが、準々決勝では米国代表にPK戦の末に敗れた。
●シドニー五輪の基本フォーメーション
▽GK
楢崎正剛
▽DF
中澤佑二
森岡隆三
中田浩二
▽MF
酒井知之
明神智和
稲本潤一
中村俊輔
中田英寿
▽FW
高原直泰
柳沢敦
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