【写真:Getty Images】
日本サッカー協会(JFA)は8日、新型コロナウイルス対策に関する元日本代表監督アルベルト・ザッケローニ氏から日本へのメッセージを公式ウェブサイトで伝えた。
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新型コロナウイルスの感染者増加が収まらない事態を受け、日本政府は7日に国内7都府県を対象とした緊急事態宣言を発令。不要不急の外出自粛や他者との接触抑制など、これまで以上に徹底したウイルス感染拡大予防の取り組みが求められている。
「今、世界中が大きな不安に包まれています。新型コロナウイルスの蔓延を防ぐために、日本の皆さんも多くの努力と犠牲の上に責任のある行動が求められていると思います」とザッケローニ氏はコメント。移動制限などにより不便を強いられるのは「再び素晴らしい世界を取り戻すために必要なこと」だとして、「私の第二の故郷である日本には、困難に打ち勝つために自己犠牲を払い、他人を思いやって行動できる多くの人たちがいることを知っています」と述べている。
ザッケローニ氏の母国イタリアでは、ウイルス感染の被害は日本以上に深刻。だがここ数日は1日あたりの感染者数や死亡者数に減少傾向がみられ、感染拡大のピークを過ぎたのではないかとの希望も強まりつつある。
「まだまだ厳しい状況ですが、イタリアでも1か月以上にわたって人々が家に留まる努力を続けた結果、少しずつ光が見えてきているように感じています」とザッケローニ氏。日本でも同様に外出を抑えることが必要だと主張し、「再び素晴らしい世界を取り戻すという同じ目標に向かって、一致団結して共に頑張っていきましょう」と呼びかけている。
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