【写真:Getty Images】
スペインのサッカー選手労働組合「フットボリスタスON」は、新型コロナウイルスにより中断されている国内リーグが再開されて夏季に試合が行われるとすれば、選手交代の人数を4人に増やすことなどを提案している。スペイン紙『アス』が伝えた。
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新型コロナウイルスによる多数の感染者・死亡者が出ているスペインでもサッカーの試合は全て延期。現時点で再開時期は確定していないが、ラ・リーガのハビエル・テバス会長は早ければ5月末、遅ければ6月末頃の再開が検討されているとメディアに語っている。
再開されたリーグ戦の日程は少なくとも7月頃まで及ぶことが見込まれ、全ての試合を消化するためには過密日程も想定される。中断期間を過ごした選手たちのコンディション調整が難しくなることも予想されるため、対応策が求められている。
リーガ側は最短で「48時間」ごとに試合を行うことも要請していたが、組合側は「最短でも72時間」の間隔を要請。また選手交代の人数を通常の3人から4人に増やすこと、プレーオフを2試合ではなく一発勝負とすること、リーグ開催期間中は72時間ごとに選手のウイルス検査を行うことなどを提案している。
選手の健康を守るための提案に加え、金銭面や権利面でも選手を保護することを求めた。リーガ1部のクラブが下部クラブを支援する基金の設立、下部リーグの選手たちの給与全額保証などが要請されている。
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