パチューカ(17年夏~18年夏)
17/18シーズンの基本フォーメーション
【シーズン成績】
17/18シーズン:29試合10得点
トルコやアメリカ、中国など、さまざまな移籍先の候補が挙がる中、本田が選んだのはメキシコの強豪・パチューカだった。背番号02を選んだ本田は筋肉系のトラブルを抱えていたため、デビューはリーグ開幕から1ヶ月、8月23日に訪れた。
ベラクルス戦で初のベンチ入りを果たした本田は、58分にデビューを飾った。61分のダイビングヘッドは枠を捉えられなかったが、73分に放った強烈なシュートがゴールネットを揺らした。メキシコデビュー戦で初ゴールを挙げている。
9月には首都メキシコシティから約120キロ南の地域をマグニチュード7.1の地震が襲い、公式戦が一時中断となるアクシデントもあったが、本田のプレー時間は徐々に伸びていった。右サイドでの起用が多かったが、トップ下や左サイドでプレーすることもあった。
12月には北中米・カリブ海王者としてFIFAクラブワールドカップにも出場した。アフリカ代表・カサブランカとの準々決勝を延長戦で制したが、南米王者・グレミオ戦は延長戦で敗北。レアル・マドリードとの対戦は実現しなかったが、3位決定戦では開催国枠で出場するアルジャジーラを4-0で制して3位に輝いた。本田は準々決勝と準決勝の2試合に右インサイドハーフで先発し、ともにフル出場している。
後半戦は途中出場となった1試合を除く全試合に先発。本田は2ステージ合わせて10得点7アシストの活躍を見せたが、チームは両ステージとも優勝争いに加わることはできなかった。
●17/18シーズンの基本フォーメーション
▽GK
アルフォンソ・ブランコ
▽DF
ホアキン・マルティネス
オスカル・ムリージョ
オマール・ゴンザレス
エマヌエル・ガルシア
▽MF
ジョルジ・ヘルナンデス
エリック・グティエレス
セバスティアン・パラシオス
本田圭佑
エリック・アギーレ
▽FW
アンヘロ・サガル