【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペとブラジル代表FWネイマールは、新型コロナウイルスの影響もありPSGに残留する可能性が高まるかもしれない。仏紙『レキップ』が見通しを伝えている。
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PSGの誇る2大ビッグネームとして活躍を続けるムバッペとネイマールの2人には、他国ビッグクラブへの移籍の噂も絶えない。ムバッペはレアル・マドリードなどからの関心、ネイマールには古巣バルセロナへの復帰の可能性などがたびたび報じられている。
だが新型コロナウイルス感染拡大による各国リーグや国際大会の中断でサッカー界の状況は大きく変化。各クラブとも収入減少により厳しい経営状況に置かれ、今年夏には移籍市場の規模も大きく縮小することが予想されている。ムバッペやネイマールのように、巨額の移籍金が必要となる選手が動く可能性は低くなるかもしれない。
いずれにしてもPSGのナセル・アル・ケライフィ会長には、ムバッペへの他クラブからのオファーに応じる意思は一切ないようだ。ネイマールについては状況が異なるものの、他クラブが引き抜くためには移籍金1億8000万ユーロ(約213億円)が必要と見込まれており、昨夏にもこの金額の支払いを拒否したバルサが今年夏に同額を支払うことは考えにくいとみられている。
加えて、ウイルス危機の影響により欧州サッカー連盟(UEFA)がファイナンシャル・フェアプレー(FFP)規定の適用延期の方針を示したこともPSGの有利に働くかもしれない。今夏にムバッペやネイマールなどを多額の移籍金で売却して収支を調整する必要はなくなると見込まれている。
【了】