パルマ(01年夏〜03年冬)
2002/03シーズンの基本フォーメーション
【リーグ戦成績】
2001/02:24試合出場1得点
2002/03:31試合出場4得点
2003/04:12試合出場0得点
パルマは当時アジア人選手に対しては異例とも言える約33億円の移籍金を支払って、中田を迎え入れた。背番号7を与えられ大きな期待を背負ったが、度重なる監督交代もあって苦しいシーズンに。なかなかレギュラーの座を射止めることができなかった。
それでもコッパ・イタリア決勝の1stレグで、またもユベントスからゴールを奪った。パルマはその試合を1-2で落としたものの、2ndレグは2-2で引き分け、アウェイゴール差で優勝。中田にはイタリアで2つ目の勲章が加わった。
2年目の2000/03シーズンはチェーザレ・プランデッリ監督の下でアドリアーノやエイドリアン・ムトゥとともにパルマの攻撃の核を担った。だが、起用されたのは主に右サイドで、中田にとって本来もった力を100%発揮できる環境ではなかった。
その状況はなかなか変わらず、徐々にプランデッリ監督との確執も噂されるほどに。それもあってか3年目の2003/04シーズン前半戦は振るわず、冬の移籍市場でボローニャへ期限付き移籍することになる。
●2002/03シーズンの基本フォーメーション
▽GK
セバスティアン・フレイ
▽DF
アントニオ・ベナリーヴォ
ダニエレ・ボネーラ
マッテオ・フェッラーリ
ジュニオール
▽MF
シモーネ・バローネ
サブリ・ラムーシ
エマヌエレ・フィリッピーニ
▽FW
中田英寿
アドリアーノ
エイドリアン・ムトゥ
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