【写真:Getty Images】
他クラブがノンプレイングスタッフの一時解雇などを実施する中、マンチェスター・シティは英政府の制度を利用しない決断をした。5日に英紙『スカイスポーツ』が報じている。
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新型コロナウイルスの感染者数が増加している英国では、感染拡大を防ぐためにプレミアリーグが無期限延期となった。試合を開催できないため、収入減のクラブは深刻な経済的打撃を受けている。
経済的なダメージを緩和するため、ニューカッスルはノンプレイングスタッフの一時解雇、トッテナムは550名のノンプレイングスタッフに給与20%カットを通達していた。従業員の給与の8割を保証するという英政府の制度を活用するためだ。現地時間3日にはプレミアリーグが全20クラブに対して、所属する全ての選手に30%の減給を求めることで合意したと発表している。
そんな中、同紙によると、シティがノンプレイングスタッフの一時解雇などを実施しない方針を示したという。同クラブのスポークスパーソンは「先週出された会長と理事会の決定を受け、シティは英政府のコロナウイルス雇用維持制度を利用しないことを決めた。私たちは我々のスタッフ、彼らの仕事、そして我々のビジネスを守ることを決意し、同時にこの困難な時期において、より広いコミュニティの全ての人のためにサポート出来ることをしていく」と語り、ノンプレイングスタッフの雇用を維持することを明かした。
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