【写真:Getty Images】
各国の有望な若手選手を獲得する方針により、レアル・マドリードは総額200億円以上の資産価値上昇に成功したと試算されている。スペイン紙『アス』が5日付で伝えた。
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「銀河系軍団」のニックネームに象徴されるように、かつてはトップレベルのスター選手を巨額の移籍金で獲得することが多かったマドリー。だが近年はその方針を転換し、若手選手への投資に力を入れている。
現在のトップチームに所属する選手たちと、他クラブにレンタルに出している選手たちのうち、マドリーが20歳以下で獲得した選手は合わせて11人。データサイト『Transfermarkt』の評価額をベースとして『アス』紙が行った試算によれば、その11人の市場価値総額は獲得時と比較して合計で1億7980万ユーロ(約211億円)上昇しているという。
現在マジョルカにレンタルされている18歳の日本代表MF久保建英もそのひとり。FC東京との契約満了後にフリーでマドリーに加入した久保は、現在の市場価値が1500万ユーロ(約17億6000万円)だとされている。
MFマルコス・アセンシオ、MFマルティン・ウーデゴー、MFフェデリコ・バルベルデらの選手たちは数億円程度の移籍金で獲得し、現在の市場価値はそれぞれ数十億円以上。高額移籍金で獲得したFWヴィニシウス・ジュニオールやFWロドリゴ・ゴエスもその移籍金以上に価値が高まっている。一部には獲得時より評価額の減少した選手もいるが、総額では200億円以上のプラスと計算されている。
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