【写真:Getty Images】
セリエC(イタリア3部)の選手の給与をカバーするため、セリエAとセリエBの一部の選手の給与を提供する「連帯基金」という案が議論されているようだ。2日に伊メディア『フットボールイタリア』が報じている。
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新型コロナウイルスの感染者数が急増したイタリアでは、感染拡大を防ぐためにセリエA含む全てのカテゴリーのリーグが中断された。収入減によってクラブは経済的打撃を受けており、特に3部以下のクラブは破産の危機を迎えている。
ユベントスの選手は減給に合意したが、セリエC以下のカテゴリーでも同じことが出来るとは限らない。セリエAの選手のように高額な給与を受け取っているわけではないためだ。とはいえ、困難な時期を乗り切るためにクラブが減給を要請する事態は免れないかもしれない。
同メディアによると、セリエAとセリエBの選手のうち、年俸30万ユーロ(約3500万円)以上を受け取っている選手に関して、給与の一部をセリエCの選手の給与をカバーするために提供する「連帯基金」という案が議論されているとのこと。クラブを破産から回避させること、選手の生活を守ることを目的とされているが、果たして実施されるのだろうか。
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