【写真:Getty Images】
ノリッジ・シティが2日、選手や監督、および実行委員会が新型コロナウイルスの影響を受けた人々を支援するため、給与の一部を寄付すると発表した。
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新型コロナウイルスの感染者数は英国でも増えており、感染拡大を防ぐために政府が現地時間3月23日から外出禁止を国民に命じている。通常通りの経済活動が出来ない状態となり、プレミアリーグも4月30日まで中断されることになった。ブンデスリーガやリーガエスパニョーラなどは選手たちに減給を要求し、クラブの経済的打撃を最小限に抑える努力をしている。
一方で、ノリッジはクラブのためではなく市民のためにお金を使う。選手たちが自発的に給与の一部を寄付し、20万ポンド(約2700万円)以上の金額を食料品やトイレタリーパッケージなどの生活必需品を購入して、ノーフォーク州の市民に配布するために使用すると発表している。
ノリッジで主将を務めるグラント・ハンリーは「現時点において、明らかに多くの複雑な議論が行われている。しかし、今のところ、コミュニティのために最善を尽くすことが僕たちに出来ることだ。選手として僕たちは立ち上がって行動したいと思っていた。選手たちの中には、サポーターから現在直面している直接的な話や課題を聞いている。大きな打撃を受け苦労している人々に手を差し伸べ支援していきたい。この困難な時期に、クラブ、スタッフ、ファン、より広いコミュニティの両方を支援するために可能な限りのことをして、僕たちも貢献していきたいと思っている」とコメントしている。
【了】