ディバラ躍動。国内三冠を達成(2015/16)
ユベントスの2015/16シーズン基本フォーメーション
【シーズン成績】
セリエA:1位(29勝4分5敗)
チャンピオンズリーグ:ベスト16
コッパ・イタリア:優勝
スーペルコッパ・イタリアーナ:優勝
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大きな変化を受け入れながら戦ったシーズンになった。アンドレア・ピルロやアルトゥーロ・ビダル、カルロス・テベス、フェルナンド・ジョレンテ、キングスレー・コマンがチームを去り、主力に大幅な入れ替わりがあったのである。
急激な変化の代償も大きかった。リーグ戦ではクラブ史上初の開幕2連敗を喫し、10試合を終えて計4敗、首位ローマと勝ち点差11ポイント差の12位と例年にない大低迷を経験する。それでも10月末から怒涛の15連勝でごぼう抜きを果たし、2月に首位を奪還する。
開幕から10節で4敗したチームは、それ以降の28試合でわずかに1敗。引き分けすら1つだけという驚異的な強さで逆転優勝。ナポリを振り切ってセリエA5連覇を達成した。
カップ戦でもチャンピオンズリーグではバイエルン・ミュンヘンの壁を越えられずベスト16敗退に終わったが、コッパ・イタリアを制覇。シーズン開幕前に行われるスーペルコッパ・イタリアーナも制していたため、国内三冠を成し遂げることとなった。
このシーズンはパレルモから新加入のパウロ・ディバラが大ブレイクして前線をけん引し、リーグ戦19得点で5連覇の立役者に。同じく新入りのマリオ・マンジュキッチも闘志あふれるプレーでファンの心を掴み、リーグ戦10得点。さらにベンチスタートが多かったアルバロ・モラタもリーグ戦7得点で存在感を発揮した。
当初懸念されていた選手の大幅な入れ替えによる戦力低下は杞憂に終わった。ディバラやマンジュキッチのみならず、アレックス・サンドロやサミ・ケディラも以後のユベントスを長く支える貴重なピースとなっていくのである。
▽GK
ジャンルイジ・ブッフォン
▽DF
アンドレア・バルザーリ
レオナルド・ボヌッチ
ジョルジョ・キエッリーニ
▽MF
シュテファン・リヒトシュタイナー
クラウディオ・マルキージオ
パトリス・エヴラ
サミ・ケディラ
ポール・ポグバ
▽FW
マリオ・マンジュキッチ
パウロ・ディバラ