【写真:Getty Images】
ベルギーのジュピラー・プロ・リーグは2日、今季の1部と2部のリーグ戦終了で合意に達したと発表した。公式サイトで伝えられている。
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世界で蔓延している新型コロナウイルスの影響で欧州の各国のリーグで試合が延期となっている。ジュピラー・プロ・リーグは理事会を開き、シーズンを途中終了させることが全会一致で決まったという。今月15日に行われる総会で承認されれば、リーグ戦は現在の順位で終了となる。
1部はリーグ戦の29試合を消化。承認されれば、首位に立っているクラブ・ブルージュの優勝が決定する。現在の順位に従うと、クラブ・ブルージュがUEFAチャンピオンズリーグ(CL)本戦へ出場。2位のヘントがCL予選から、MF森岡亮太が所属する3位のシャルルロワとMF三好康児が所属する4位のアントワープがUEFAヨーロッパリーグ(EL)予選から参戦することになる。
また、3月22日に行われる予定だったクラブ・ブルージュ対アントワープのベルギー・カップ決勝が残っていて、ベルギー『HLN』によると、仮にこの試合が行われ、アントワープが勝利した場合は同クラブがEL本戦に出場することになると報じている。
また、ベルギーリーグは通常最下位が自動降格となる。現在最下位にいるのは、MF小林祐希が所属するワースランド・ベフェレン。だが、特例措置が取られ、降格処分はなくなるという。また、2部ではOHルーヴェンとKFCOベールスホットVAが昇格プレーオフを行っていて、現在1stレグが終了しKFCOベールスホットVAが1-0でリードしている。同メディアによれば、この2チームが昇格し、来季の1部は偶数を維持するため18チームでリーグ戦が行われる可能性があるようだ。
今月15日に行われる総会の決定に注目が集まりそうだ。
【了】