【写真:Getty Images】
新型コロナウイルスの影響で経済的打撃を受けた欧州のクラブ。ドイツやスペインなどのクラブは選手に減給を要求したが、現時点でプレミアリーグのクラブはスタッフに減給を要求する形となっている。その理由について、3月31日に英紙『デイリー・メール』が報じた。
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ブンデスリーガではドルトムントやバイエルン・ミュンヘンの選手たちが従業員の生活を守るために減給を受け入れ、バルセロナの選手たちも中断中の給与70%カットを承諾している。一方で、ニューカッスルはノンプレイングスタッフの一時解雇を実施。トッテナムはノンプレイングスタッフの賃金20%カットを発表している。
同紙によると、選手に減給および支払い延期といった要求をした場合、契約違反として移籍金ゼロで退団する可能性があるという。そのような法的請求を受けることを回避するため、クラブ側からの働きかけは行なっていないようだ。
それだけでなく、従業員の場合は政府に雇用に関わる補助金の申請を行うことが出来るが、選手の場合は適応されないとの情報もある。資金力があるプレミアリーグのクラブもあるが、現在のような状況がいつまで続くか不明なため、まずはノンプレイングスタッフの賃金を調整することから始めることにしたようだ。
【了】