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感染拡大の中でベラルーシリーグは継続。国際プロサッカー選手会「理解不能だ」

text by 編集部 photo by Getty Images

FIFPro
【写真:Getty Images】

 国際プロサッカー選手会(FIFPro)のジョナス・ベア・ホフマン書記長が、新型コロナウイルスの感染拡大の状況の中で開幕したベラルーシリーグに関し、理解できないとの見解を示した。3月31日に英メディア『BBC』が報じている。

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 新型コロナウイルスの感染者数は欧州で増加し、特に感染者数が多いイタリアやスペインでは非常事態宣言や外出禁止令が出されていた。セリエAをはじめ、プレミアリーグやリーガエスパニョーラ、ブンデスリーガやリーグアン、さらにはチャンピオンズリーグ(CL)やヨーロッパリーグ(EL)など、多くの試合が中断を余儀なくされている。

 そんな中、春秋制のベラルーシリーグは現地時間3月19日に開幕。観客を入れた状態で通常通りに試合が行われている。ロシア、イスラエル、インドを含む10ヶ国と放送契約を結び、かつてないほどリーグの人気が急上昇していた。

 ホフマン書記長は「他のサッカーと同様の注意を払って対応することを呼びかけている。率直に言って、何を考えているのか理解できない」とし、「懸念を抱いている選手もいる」と語った上で、国際サッカー連盟(FIFA)や欧州サッカー連盟(UEFA)に中断を働きかけると明かしている。ベラルーシにも直接働きかけているようだが、現時点で聞き入れる様子はないようだ。なお、現地時間3月31日時点でベラルーシ国内の感染者数は152人、死者0人となっている。

【了】

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