【写真:Getty Images】
ボルシア・メンヘングラードバッハ(ボルシアMG)のサポーターが、無観客での再開に備え、約5万人分のダンボールサポーターの制作をしているようだ。30日に独紙『ビルト』が報じている。
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新型コロナウイルスの影響でブンデスリーガは4月30日まで中断されることが決まった。ただ、ドイツ国内で感染者数が増えていることもあり、スタジアムに観客を入れるのは難しい。当分の間は無観客試合でシーズンが再開されると予想されている状況だ。
同紙によると、無観客試合に備えてボルシアMGのサポーターがファンに似せた等身大のダンボール人形を約5万人分作っているという。Jリーグの大宮アルディージャのサポーターも2014年5月28日の平日夜に行われたヤマザキナビスコカップの徳島ヴォルティス戦において、スカスカなビジター席を少しでも埋めるために、ユニフォームやTシャツを着せた段ボール人形をスタンドに置いていたことがある。当時は海外メディアにも取り上げられていた。
今回のボルシアMGのサポーターは少し取り組み方が違う。新型コロナウイルスの影響で経済的打撃を受けている2つの地元の小さな会社に発注し、収益が発生することで、そこで働く従業員の生活を守る狙いもあるようだ。また、収益の一部はクラブと密接に関連する公共福祉プロジェクトに寄付される模様。
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