【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティのドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンは、もし今季のプレミアリーグがこのまま再開されずに終了することになったとすれば、首位に立つリバプールの優勝を認定することに異論はないと語った。ドイツ『ZDF』が同選手のインタビューを伝えている。
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新型コロナウイルス感染拡大の影響により、英国も含めて世界各国で国内リーグや国際大会がストップ。それぞれ再開を目指しているが、現時点で明確な見通しは立っておらず、欧州各国リーグの2019/20シーズンはこのまま終了することを余儀なくされるのではないかという懸念もある。
プレミアリーグでは、リーグ戦が途中で終了した場合に首位チームの優勝を認めるかどうかについて明確な規定は存在しない。首位を独走してきたリバプールの優勝を認めることに賛成する声も多いが、タイトルを認定せずシーズンを「無効」にすべきだという意見もある。
中断時点でリバプールを逆転できる数字的な可能性を残していたのは2位のシティのみだが、そのシティに所属するギュンドアンはリバプールの優勝が認定される可能性を受け入れている。「僕としてはそれでOKだと思う。スポーツ選手としてフェアになるべきだ」と同選手は語った。
今季日程を9試合残したリバプールは、10試合を残したシティと勝ち点25ポイント差。リバプールが9試合で2勝するか、シティが勝点を6ポイント落とした時点で優勝が決定するという圧倒的優位な状況にある。リバプールにとってプレミアリーグ設立後では初となる悲願の優勝は確実視されていたが、どのような結末を迎えることになるのだろうか。
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