フランクフルトに所属する長谷部誠が今季限りで同クラブを退団または引退する可能性があると29日付けの地元メディア『フランクフルター・アルゲマイネ』が報じている。

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　同メディアでは、今季終了後にフランクフルトと契約満了を迎える長谷部は延長に関してこれまで問題ないと見られていたが、新型コロナウイルスの影響で将来が不確定になってきたと伝えている。
　
　フランクフルトの幹部を務めるフレディ・ボビッチ氏は独メディア『スカイ』のインタビューで長谷部を含め今季終了時に契約の切れる6選手について「不快かつ難しい決断をする事になるだろう」と語った。同氏は今月23日の独メディア『ヴィースバーデン・クリエアー』のインタビューで長谷部と交渉をしていることを明らかにしたうえで「我々は全てのシナリオを考えなければならない」と話していた。

　なお『フランクフルター・アルゲマイネ』では長谷部はフランクフルトと契約を更新出来なかった場合、現役引退も視野に入れていると伝えている。2014年に加入し6季通算200試合に出場しているクラブに愛着を持っていること、妻と一人娘がフランクフルトを故郷のように感じていることを理由に挙げている。

　果たしてフランクフルトと長谷部はどのような選択をするのだろうか。

【了】