【写真:Getty Images】
元アーセナルのバカリ・サニャが、モナコMFセスク・ファブレガスの批判に反論した。『Goal』国際版に対するコメントを英『トークスポーツ』などが引用している。
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かつてアーセナルで活躍したセスクは先日、『Arseblog』のポッドキャストに登場した際、バルセロナ移籍直前のチームに問題があったことを指摘。以下のように話していた。
「僕はキャプテンで、いつもプレッシャーを感じていた。勝つためにチームを引っ張らなければいけなかったし、僕は全てを捧げた。負けて帰ると、泣いたり、苦しんだり、眠れない夜もあった」
「負けてチームのバスに乗って打ちのめされることもあった。数人の選手は笑って、このあとどこへ行くかという話をしていたりしたんだ。これが数年間続いた。確かに美しいサッカーをしていて、その点では楽しんだ。でも、自分で引っ張って、全てやろうとプレッシャーをかけたことで、ある種の孤独も感じていた」
「特にその2、3年間は、ロビン(・ファン・ペルシ)とサミル(・ナスリ)だけが、精神的にも技術的にも僕のレベルにあったと感じた。傲慢だと思うかもしれないけど、それが僕の感じたことだ」
この発言に当時のチームメートであるサニャが反応。「驚いた」と切り出して、次のように述べている。
「彼は模範的なリーダーで、クラブのことをそうやって話したりしない。彼はナイスガイだし、驚いた。ナイスガイであることは変わらないんだけど、ちょっと驚いたよ」
「彼のレベルになかったというのは少し厳しいね。彼が全てのシーズンでプレーしていたわけじゃないからだ。当時、メディアは彼が十分に走っていないとか、守備が足りないとか言っていた。だから、ほかの選手からすれば、もっと走るべきと思ったかもしれない」
そして、セスク主将の下で成功をつかめなかった理由を挙げた。
「今のリバプールを見ると、全てが機能している。きっと、これがチームなんだ。僕たちは当時、正しいメンタリティを持っていなかったから、このプラスアルファのプッシュがなかったり、マークをするための走りが不足した。だから、タイトルに届かなかったんだと思うよ」
【了】