【写真:Getty Images】
MLS(メジャーリーグサッカー)のロサンゼルスFCに所属するメキシコ代表FWカルロス・ベラは、バルセロナから短期レンタルのオファーを受けていたことを明かしつつ、クラブが移籍を認めなかったと語った。『GQ』メキシコ版が27日付で同選手のインタビューを伝えている。
【今シーズンのバルセロナはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】
アーセナルの下部組織出身であり、スペインではレアル・ソシエダで活躍をみせていたベラは、2018年1月にロサンゼルスFCへ移籍。2019シーズンにはMLSで34ゴールを挙げ、ズラタン・イブラヒモビッチを抑えての得点王に輝くとともにリーグMVPにも選出された。
昨年末にかけては、バルセロナが冬の移籍市場で同選手の獲得を狙っているとも報じられていた。その噂は事実であり、ベラ自身には短期レンタルに応じる意思もあったようだ。
「バルサは4ヶ月(のレンタル)というシナリオを計画していた。僕としては応じるつもりだったよ。すごく良いチャンスだからね。『2年契約でなければ行かない』などと言うつもりはなかった」とベラは語る。
だがロサンゼルスFCには、チームの絶対的エースを手放すつもりはなかったようだ。「クラブは簡単に出そうとはしてくれなかった。それぞれが自分にとっての最善を求めるわけだから理解できることだけどね。実現しなかったけど何も問題はないし、ここで満足しているよ」とベラはクラブの対応に理解を示している。
【了】