【写真:Getty Images】
イタリア・セリエAのユベントスの主力選手たちは、リーグ中断の影響によりクラブからの給与を一律カットすることに合意したようだ。伊紙『トゥットスポルト』が28日に伝えた。
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新型コロナウイルス感染拡大の影響により、イタリアも含めて世界各国でリーグ戦や国際試合が軒並み中止。試合が開催できないクラブは大幅な減収が見込まれるため、選手やスタッフらの給与を削減する可能性についても各国で議論が行われている。
ユベントスもその例外ではない。キャプテンのDFジョルジョ・キエッリーニがクラブと連絡を取り合った上で、他クラブや他国に向けて模範となる姿勢を示すためにも、給与の削減に応じることを決めたようだ。
キエッリーニはまずクラブの“重鎮”であるGKジャンルイジ・ブッフォン、DFレオナルド・ボヌッチ、FWクリスティアーノ・ロナウドと連絡を取り、3人はすぐに減給に応じる姿勢を示したとのこと。続いて他の選手たちとは現在話をしているところだが、おおむね全員が同意する方向だと伝えられている。
リーグ戦の再開時期がいつになるかにかかわらず、各選手は1ヶ月半程度の給与カットに応じる見通しだという。年俸3100万ユーロ(約37億円)というチーム一の高給取りであるC・ロナウドは、380万ユーロ(約4億5800万円)の減給を受け入れることになるとみられている。
【了】