【写真:Getty Images】
ブンデスリーガを運営するドイツサッカーリーグ機構(DFL)が26日、ドルトムントやバイエルン・ミュンヘン、ライプツィヒやレバークーゼンの4クラブが総額2000万ユーロ(約24億2000万円)を、資金難に陥る他の1部や2部のクラブのために提供すると発表した。
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新型コロナウイルスの感染者数はドイツで増えており、感染拡大を防ぐためにブンデスリーガは4月30日まで中断されている。試合を開催出来ないことは、クラブに収入が入ってこないことを意味する。経済的打撃によって、選手やスタッフに減給を要求せざるを得ないクラブまで現れている。
ドイツサッカーリーグ機構によると、今季チャンピオンズリーグ(CL)に出場したドルトムントなどの4クラブは、放映権料である総額1250万ユーロ(約15億1000万円)を放棄。さらに、クラブの資金から総額750万ユーロ(約9億円)を出資して、総額2000万ユーロを財政難に苦しむクラブのために寄付したという。つまり、上位のクラブが下位のクラブを助けるという動きに出たようだ。
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