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ウイルスによる中断と変則W杯の日程問題を一挙解決? ニース会長が“春秋制”提案

text by 編集部 photo by Getty Images

ジャン=ピエール・リベール
【写真:Getty Images】

 フランス・リーグアンのニースのジャン=ピエール・リベール会長は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により今後の調整困難が予想される試合日程について、一時的な“春秋制”導入もひとつの案だとして提案した。仏紙『レキップ』のインタビューに語っている。

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 各国で拡大を続ける新型コロナウイルスの影響で、欧州ではごく一部の国を除いてリーグ戦や国際大会が中止。再開の具体的な見通しを予想するのはいまだ困難であり、国によっては今季の残り日程を消化できないままリーグを終了させる案も議論されている。

 一方で、2022年には通常の夏開催ではなく11月から12月までの開催という変則日程で行われるFIFAワールドカップ・カタール2022が予定されている。リベール会長はこの2つの日程問題を同時に解決する案を提示した。

「できるだけ早くシーズンを終了させたいと誰もが望んでいる。だが今季だけでなく今後の3シーズンを考えてみればいい」とリベール会長。「今季は10月でも11月でも、十分に時間を取って終了させればいい。そして来季を2月にスタートさせる」

 来年夏には延期されたEUROの開催を挟みつつ、10月頃にシーズンを終了。2022シーズンを再び春秋制で開催し、ワールドカップ前にシーズンを終えるという形が提案されている。

【了】

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