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Jリーグ 5年前

湘南ベルマーレ、5年間の歴代フォーメーション。J2優勝、ルヴァン戴冠、監督交代…。記憶に深く刻まれる一時代

text by 編集部 photo by Getty Images

主力の抜けた穴(2016年)

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湘南ベルマーレ、2016シーズンの基本フォーメーション(黄色は新加入選手)

【シーズン成績】
明治安田生命J1リーグ:17位(1st:16位/2nd:17位)
YBCルヴァンカップ:グループステージ敗退
天皇杯:準々決勝敗退

 前年にJ1で残したインパクトの反動は大きかった。正GKだった秋元陽太、キャプテンの永木亮太、アカデミー出身の遠藤航と古林将太が移籍。代表取締役社長の大倉智とテクニカルダイレクターの田村雄三が揃っていわきFCへ籍を移したのもこのときだった。

 主力を失ったチームは開幕からもがき苦しみ、初白星を手にしたのは9試合目。1点をリードした横浜F・マリノス戦、試合終了のホイッスルと同時に選手たちはピッチに倒れ込んで喜びを爆発させた。続くサガン鳥栖にも勝利したが、1stステージは4勝しか挙げられずに16位で終えている。

 ルヴァンカップは前年に続いてグループステージで敗退。天皇杯では4回戦で柏レイソルに勝利し、大宮アルディージャ戦は2-2のまま延長戦にもつれたが、延長後半に2失点を喫して準々決勝で敗退している。

 選手のやりくりに苦しんだシーズンだった。中盤の要の永木が鹿島に移籍し、菊地俊介が3月に右膝前十字靭帯を損傷して7か月の離脱。得点力不足に悩むチームは前線に多くの選手が起用したが、軸になる選手は現れなかった。

 後半も調子は上向かずにリーグ戦は10連敗を喫した。2分を挟んで10月22日の大宮戦に敗れてJ2降格が決定。最後の2試合に勝利したものの、2ndステージは3勝しか挙げられず、年間順位は17位に終わった。

▽GK
村山智彦

▽DF
岡本拓也
アンドレ・バイア
三竿雄斗

▽MF
藤田征也
石川俊輝
下田北斗
菊池大介

▽FW
高山薫
大槻周平
端戸仁

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