【写真:Getty Images】
米国スカイ・ブルーFCに所属する元なでしこジャパン(サッカー女子日本代表)のFW川澄奈穂美は、東京五輪の聖火ランナーを辞退することを自身のSNSで23日に表明した。
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聖火リレーは3月26日に福島県のJヴィレッジをグランドスタートする予定。その第一走者には、川澄も含めたFIFA女子ワールドカップドイツ2011の優勝メンバーが選ばれていた。
「新型コロナウイルスの影響で、今回の聖火リレー走者を辞退いたします」と川澄は表明。「米国在住の為移動時にリスクが高いこと、自分が感染しない・感染源にならないこと、チームやファンの方々に迷惑をかけないことなどを考慮し決断しました」とその理由を説明している。
東京オリンピック・パラリンピックは大会自体を予定通りに今年7月から開催できるかどうかも不安視される状況となっている。22日には国際オリンピック委員会(IOC)が大会延期の可能性について今後4週間で検討を行うと表明した。
聖火リレーについては、現時点では予定通り26日に出発式が行われる予定。東京組織委員会の森喜朗会長は23日に開いた緊急会見で、今後の3日間で実施方法について検討すると話している。
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