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フランス、リーグ再開は「早くとも6月15日」 クラブ連合会長が見通し示す

text by 編集部 photo by Getty Images

リーグアン
【写真:Getty Images】

 フランス・リーグアンのクラブ連合であるプルミエール・リーグのベルナール・カイアッツォ会長は、新型コロナウイルスの影響により中止されている同リーグの再開は早くとも6月15日以降になるという見通しを示した。『フランス・ブルー』が22日付でインタビューを伝えている。

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 フランスでは無観客開催やカップ戦延期などの決定に続いて、今月13日にリーグアンおよびリーグドゥ(2部)の全試合延期が決定。延期期間は設定されず、新たな発表があるまでの無期限とされている。

 ウイルス感染はその後も拡大を続けており、現時点で欧州各国のサッカー再開に向けた明確な見通しは立っていない。「(ウイルス拡大の)カーブが反転するまで、つまり7月や8月まではプレーできない。最善の場合でも6月15日だ」とカイアッツォ会長は述べた。

 同会長はリーグ戦中止がフランスの各クラブにもたらしている経済的損失にも言及。「終了が7月や8月になるとしても全日程を終えることが非常に重要だ」と述べ、「政府からの助けがなければ半数のプロクラブは6ヶ月後には破産を申請することになる」との懸念も示している。

 同会長が引用した試算によれば、リーグアンではすでに開催中止によって5~6億ユーロ(約591~709億円)の損失が出ているという。欧州5大リーグの合計では40億ユーロ(約473億円)の損失と試算されている。

【了】

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