【写真:Getty Images】
ブラジルのボタフォゴに所属する元日本代表MF本田圭佑は、イタリアにおける新型コロナウイルス感染拡大に関する報道について、より詳細で正確なデータを伝えるべきだと主張している。
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中国を発生源とする新型コロナウイルスは世界各国に拡大し、特にイタリアでは被害が甚大。イタリア保健省による発表では22日時点で感染者数は5万9138人、死亡者数は5476人に達した。
中国の発表数をも上回ったイタリアの死亡者数について、各国メディアではセンセーショナルな形でも報道されている。だが本田は「イタリアのニュースをよく目にするけど、死者が『5000人突破』的な書き方どうなん?」と23日に公式ツイッターアカウントで投稿し、報道姿勢に疑問を呈した。
「イタリア政府が出してるデータは犠牲者の平均年齢が80.5歳 感染者の平均年齢が63歳 ホンマに事実をちゃんと報道して!」と本田は続けた。本田は言及していないが、イタリアではコロナウイルスによる死亡者の99%が基礎疾患を保有していたとの調査結果も発表されている。
一方で本田は、「個人的にはアフリカが心配」とも付け加えている。アジアや欧州に比べてウイルスの到達は遅かったアフリカだが、徐々に感染者数が増加しており、衛生面や医療面の不備もあり今後の感染拡大が懸念される状況となっている。
【了】