【写真:Getty Images】
カナダオリンピック委員会(COC)およびカナダパラリンピック委員会(CPC)は22日、今年夏の2020年東京オリンピック・パラリンピック大会が予定通りに開催されたとすれば選手団を派遣しないことを公式声明の形で表明した。
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選手派遣のボイコットは新型コロナウイルス感染拡大による選手・関係者の健康面への影響を懸念しての決断。COC・CPCは東京五輪の開催を1年間延期することも要請している。
五輪自体の開催によるウイルス拡散の可能性に加えて、アスリートたちのトレーニングが困難な状況であることも決断の理由だとされている。他者との接触を避けることが推奨される状況の中、アスリートや家族、関係者らの健康を守りつつ大会への準備を進めることは難しいと説明した。
国際オリンピック委員会(IOC)は22日に、東京五輪の延期の可能性について今後4週間以内に議論するという声明を出している。COC・CPCはIOCの取った姿勢を評価しつつ、五輪の中止を否定したことにも感謝を述べた。
サッカーに関しては、カナダ女子代表は北中米カリブ海予選を突破して今年2月に東京五輪出場権を獲得していた。男子のカナダ代表は8チームが2つの出場枠を争う北中米カリブ海最終予選に出場するが、今月20日からの開催が予定されていた同予選はウイルスの影響により延期されている。
【了】