【写真:Getty Images】
ジヴァニウド・ヴィエイラ・ジ・ソウザ、通称フッキ。若手時代を日本のJリーグで過ごしたブラジル人は、世界の舞台で大暴れする屈強なストライカーへと飛躍を遂げた。
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フッキが来日して川崎フロンターレに入団したのは2005年、18歳の時。翌年に期限付き移籍したコンサドーレ札幌ではJ2で25得点、2007年には東京ヴェルディで37得点を挙げてJ2得点王に輝くなど、当時から高い能力を発揮していた。
2008年に欧州へ渡ってからも着実に結果を重ねて評価を高めていく。ポルトではポルトガルリーグ得点王、ゼニトではロシアリーグ得点王に輝き、ブラジル代表として母国開催のワールドカップにも出場するなど、Jリーグ出身選手としては歴代トップクラスの実績を残す大物選手となった。
圧倒的な破壊力を持つ左足を武器として数々の印象的なゴールを記録してきた。2014年3月、ゼニト在籍時にチャンピオンズリーグのボルシア・ドルトムント戦で挙げた強烈な先制弾もそのひとつ。相手陣内でボールを持ちペナルティーエリア正面へと持ち込むと、約30メートルの距離から迷わずゴールを撃ち抜いてみせた。
2016年に欧州を離れたフッキは、中国の上海上港でも活躍中。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の舞台ではたびたびJリーグ勢の前に恐るべき敵として立ちはだかっている。