【写真:Getty Images】
ラ・リーガ会長であり欧州サッカー連盟(UEFA)実行委員会の一員でもあるハビエル・テバス氏は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により開催が中止されている欧州サッカーは現時点で5月半ば頃の再開を目指すという見通しを示した。英『BBC』など複数メディアが伝えている。
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中国を発生源とする新型コロナウイルスは欧州各国に拡大し、各国のサッカーリーグやUEFA主催大会も次々と中止。スペインやイタリア、ドイツなどでは現時点で4月はじめまでの中止が決定されているが、イングランドでは4月末までの中止期間延長が今週発表されており、他国もそれに続く可能性が高いと予想される。
夏に予定されていたEURO2020が来年に延期されたこともあり、各国リーグは閉幕を大幅に遅らせた上で全日程を消化することを目指している。テバス会長によれば、欧州サッカーの再開は5月半ば以降が見込まれるものの、今後の状況次第で変動の可能性もあるという。
「現在の状況を考えれば、各大会は5月半ば、おそらくは第3週に再開できると我々は考えている。状況が許せば前倒しも可能かもしれない」とテバス会長。リーグ戦中止を強いられた30ヶ国が協力し、再開に向けて日程を調整していく必要があると語った。
UEFAは各国リーグを原則的には6月30日までに終了させるべきだという方針で合意している。だが再開が5月半ば以降となった場合、6月中に日程を終えることは困難になるとの見通しを伝えるメディアもある。
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