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セリエAでは選手の給与2~3割カット? C・ロナウドは10億円前後の減収も

text by 編集部 photo by Getty Images

クリスティアーノ・ロナウド
【写真:Getty Images】

 新型コロナウイルス感染拡大の影響により中止が続いているイタリア・セリエAでは、各クラブに所属する選手の給与を一律カットする可能性も議論されている。伊紙『コッリエレ・デッロ・スポルト』や『トゥットスポルト』など複数メディアが伝えた。

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 ウイルス感染による被害が特に大きいイタリアでは現時点で4月3日までの全てのスポーツイベントを中止。その後の再開の見通しも不透明であり、セリエAに関しては5月頃の再開を目指すという見通しが示されている。

 リーグ戦が再開されたとしても各試合は無観客で開催される可能性があり、クラブの収益が大幅に減少することは避けられない。経営上の困難を軽減するため、所属選手にも負担が求められることになるかもしれない。

 高額報酬を得ているセリエAの所属選手は、下部リーグの選手たち以上に大きな負担を要請される可能性が高いとみられている。イタリアサッカー連盟(FIGC)と選手協会(AIC)の間で協議が行われることが見込まれるが、給料のカットは3月の1ヶ月分、あるいは年俸の20~30%になるとの見通しも伝えられている。

 状況が状況なだけに仕方がないとしても、選手にとっては大きな損失となるかもしれない。セリエAで最高額の年俸3100万ユーロ(約37億円)を受け取っているユベントスのFWクリスティアーノ・ロナウドの場合は、最大で10億円前後を失う可能性もあると予想されている。

【了】

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