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「久保建英はレアルとマジョルカのどっちで出場?」 7月以降まで延期の可能性にスペイン紙注目

text by 編集部 photo by Getty Images

久保建英
【写真:Getty Images】

 レアル・マドリードとマジョルカの対戦がもし7月にまで延期されたとすれば、久保建英はどちらのチームでプレーすることになるのだろうか。スペイン紙『アス』は、リーグ戦延期による選手の契約期間の問題を論じる中で、久保の置かれた状況に特に注目している。

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 新型コロナウイルス感染拡大の影響により欧州では大半の国で国内リーグが開催中止となっており、リーガエスパニョーラも例外ではない。スペイン国内ではウイルスの拡大が勢いを増している段階であり、国内スポーツ再開の目処は立っていない状況だ。

 各国のリーグ戦が延期を経て再開され、日程が7月にまで及ぶことになったとすれば、レンタルを含めて各クラブと今季中までの契約を交わしている選手の扱いがどうなるのかも問題視されている。多くの場合、選手の契約期間は6月30日が満了日に設定されているためだ。

 マドリーからマジョルカにレンタルされている久保もそれは同じ。現状では4月12日に予定されるリーガ第31節のマドリー対マジョルカ戦が延期され、もし7月に開催されることになったとすれば、「久保はどちらのチームでこの試合を戦うのだろうか?」とスペイン紙は述べている。

 現実的には、もしマジョルカでの出場が不可能になったとしても、外国人枠の問題もあるマドリーで久保が出場できるとは考えにくいだろう。だがあらゆる可能性に対して「現時点では答えが出ない状況」だとされている。

 久保だけでなく多くの選手が同様の問題を抱えることが見込まれる中、混乱が生じる状況を避けようとする動きもある。欧州サッカー連盟(UEFA)の加盟協会は、事態が正常化すれば各国リーグを6月30日までに終わらせると合意。一方国際サッカー連盟(FIFA)は選手の登録期間変更などの特例措置を講じる合意が交わされたと発表している。

【了】

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