フィオレンティーナのロッコ・コンミッソ会長は、クラブ内で「8人から10人」が新型コロナウイルスに感染していることを明らかにした。イタリア『スカイ・スポーツ』が同会長のコメントを伝えている。

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　フィオレンティーナは今月13日にU-21セルビア代表FWドゥシャン・ヴラホヴィッチから新型コロナウイルスの陽性反応が検出されたことを発表。翌14日にはイタリア代表FWパトリック・クトローネとアルゼンチン代表DFヘルマン・ペッセージャ、理学療法士のステファノ・ダイネッリ氏の感染も発表した。

　その後の感染者について公式発表は行われていないものの、さらに数人の感染が確認されているようだ。「フィオレンティーナの状況は悪化している。コーチやドクターの3人は入院しており、その他の感染者は自宅にいる。8人から10人がこの病気にかかっている」とコンミッソ会長は語った。

　フィオレンティーナはウイルス対策に携わるフィレンツェの病院を支援するため募金活動を開始し、コンミッソ会長自身は25万ユーロ（約2960万円）の寄付を表明している。また。5万ユーロ（約593万円）の寄付を行ったMFフランク・リベリに対しては「フランクに感謝したい。彼はフランス生まれたがフィレンツェは我々の家だ」と会長は感謝の言葉を述べている。

【了】