【写真:Getty Images】
オランダ代表を率いるロナルド・クーマン監督は、バルセロナから監督就任のオファーがあった場合に代表監督を退任できる契約条項について、EURO延期により来年へ先送りされることを明かした。スペイン紙『マルカ』が17日に伝えている。
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クーマン監督はオランダサッカー協会と2022年カタールワールドカップまでの契約を交わしている。だがEURO2020終了後に現役時代の古巣でもあるバルサからのオファーを受けた場合のみ退任できる契約条項が存在していることを昨年11月に認めていた。
しかし、欧州サッカー連盟(UEFA)は新型コロナウイルス感染拡大の影響によりEUROの開催を来夏へ延期することを17日に決定した。これにより、クーマン監督の契約条項も2021年夏以降でなければ行使できなくなるようだ。
「バルサへ行くことができるという私の契約の条項はEURO以降を対象としている。時期については言及されていないため、2021年のEURO以降ということになる」とクーマン監督は説明している。
大会の延期については「理解できることだし、驚いてもいない。人々の健康、ウイルス拡大の阻止が最優先だ」とクーマン監督。一方で「チームが良い状態だったので今開催されないのは残念だ」としながらも、負傷で長期離脱中のFWメンフィス・デパイらの復帰が見込まれるのは「幸運だ」と認めている。
【了】