【写真:Getty Images】
トルコ1部のトラブゾンスポルは17日、同クラブに所属していた元ナイジェリア代表MFジョン・オビ・ミケルとの契約を双方合意の下で解除することが合意に達したと発表した。
【今シーズンの欧州サッカーはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】
過去にチェルシーなどで活躍したミケルは昨年夏にトラブゾンスポルに加入し、2021年5月31日までの2年契約を契約を交わしていた。だが残り1年あまりの契約を解除し、解除される期間分に相当する報酬も受け取らないことに合意したとのことだ。
クラブは契約解除の理由を明言していないが、新型コロナウイルス感染が拡大する中でトルコ・スーパーリーグの試合が続行されていることへの反発や恐怖心に基づいていると推定される。先日ミケルは自身のSNS公式アカウントで、「この状況でサッカーをしたくはない」とプレー拒否を表明。その声明後に行われた15日の試合は欠場していた。
ウイルス感染の影響により世界各国でリーグ戦や国際大会などが中止される中、トルコは国内リーグが続行されている数少ない国のひとつ。無観客試合の形は取られながらも、現時点でリーグ戦は中止されていない。周辺他国に比べてウイルス感染の影響を受けていなかったことは事実だが、17日には同国で最初のウイルスによる死亡者が出たとも報じられている。
【了】