【写真:Getty Images】
EURO2020の延期を受け欧州各国は様々な反応を示している。
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現地時間17日、欧州サッカー連盟(UEFA)は新型コロナウイルスの感染拡大を考慮し6月11日から始まるEURO2020を来年6月に延期すると発表した。
この決定を受け17日付けの独メディア『シュポルトアインス』は各国選手・監督の声を掲載している。
フランス代表のディディエ・デシャン監督は「賢明な決定だ。我々は感染してしまった人々、今後感染するかもしれない人たちの事を考えるべきだ。いま勝利すべき試合はコロナウイルスであり、そのために団結、気配りそして規律を示さなければならない」とUEFAの決断に賛成の意を示した。
スイス代表で指揮を執るウラジミール・ペトコビッチ監督も「試合はしたかったが、今の状況ではプロフェッショナルな準備は不可能だ」と語り「この決断は常識的かつ正しいものだ。ウイルスとの戦いは我々にとって最重要課題だ。この危機が間もなく去り再びサッカーが出来ることを願っている」と決定を支持した。
概ね好意的な反応のなかフィンランド代表GKルーカス・フラデツキーは「もちろん、健康は第一に考えられるべき」としながらも「我々フィンランド人にとって予選を勝ち上がり本大会に参加するのに80年以上の時間を費やした。私と我々の夢が実現するまで数ヶ月だったのに」と悔しさを吐露した。
なお新しい日程は2021年6月11日から7月11日に決まった。1年延期されて行われる大会はどのようなドラマが待っているのだろうか。
【了】