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Jリーグ 5年前

北海道コンサドーレ札幌、5年間の歴代フォーメーション。J2の中位から、J屈指の攻撃力を誇るまで

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

悲願のJ1昇格へ(2016年)

北海道コンサドーレ札幌
北海道コンサドーレ札幌、2016シーズンの基本フォーメーション

【シーズン成績】
明治安田生命J2リーグ:1位(25勝10分7敗)
天皇杯:2回戦敗退


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 2016年はクラブ創立20周年という記念すべき年だった。チーム名もそれまでのコンサドーレ札幌から北海道コンサドーレ札幌へと変更。四方田修平監督体制の2年目は、まさに「新たな船出」であった。

 オフ期間にDF増川隆洋、MFジュリーニョなどを獲得した札幌は、この年も開幕から好調を維持する。第9節のセレッソ大阪戦から第15節のレノファ山口戦まで7連勝を果たすなど勝ち点を着実に積み重ね、首位の座をガッチリキープ。同7試合のうち実に6試合が1-0での勝利となっているなど、堅守が光っていた。

 その後も粘り強い戦いを見せた札幌は、首位の座を一度も明け渡すことなくシーズンを駆ける。昇格が間近に迫った終盤に3試合未勝利に陥るなどブレーキを踏んでしまったこともあったが、最終節のツエーゲン金沢戦を0-0で終えたことで優勝が確定。5年ぶりとなるJ1昇格を掴み取った。

 シーズン通して3-5-2システムを崩さず、チームとしての形を確立できたことが非常に大きかった。総得点数は前年の「47」から「65」へと大幅アップ。失点数も前年の「43」から「33」へと減っており、ウノゼロ(1-0)勝利数はなんと11試合にも上っている。攻守両面で歯車が噛み合っていたと言えるだろう。DF進藤亮佑の台頭なども非常に大きかった。

 クラブ創立20周年の年にJ2優勝&J1昇格。札幌にとって2016年は忘れられない年になった。

▽GK
ク・ソンユン

▽DF
増川隆洋
進藤亮佑
福森晃斗

▽MF
深井一希
宮澤裕樹
石井謙伍
堀米悠斗
ジュリーニョ

▽FW
都倉賢
内村圭宏

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