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日本サッカー協会の田嶋幸三会長に新型コロナウイルス陽性反応。なでしこジャパンの米国遠征も視察

text by 編集部 photo by Getty Images

田嶋幸三
【写真:Getty Images】

 日本サッカー協会(JFA)は17日、田嶋幸三会長に新型コロナウイルス検査で陽性反応が出たことを発表した。田嶋会長は多少の熱があり、肺炎の症状もあるが「元気です」とコメントしている。

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 世界に蔓延している新型コロナウイルスの影響で世界各国でスポーツイベントなどが中止、延期となっている。Jリーグでは3月いっぱいまで試合開催を延期。4月からの再開を目指している。

 JFAの発表によると、田嶋会長は先月28日からベルファストでの国際サッカー評議会(IFAB)年次総会に出席。2日にはアムステルダムでの欧州サッカー連盟(UEFA)理事会で2023年女子ワールドカップ招致プレゼンテーションを行ったという。

 さらに田嶋会長は5日に米国遠征She Believes Cupのなでしこジャパン(日本女子代表)対スペイン女子代表戦を視察。翌日には女子ワールドカップ招致活動のため、ニューヨークに移動した。その後、8日に帰国した田嶋会長はサッカー協会に出向き、理事会の準備を行ったという。その間、会議にも出席したことを伝えている。

 田嶋会長はその後、寒気を感じ15日に体温を測ると熱があったため、16 日に文京区の保健所に相談。検査を受けた結果、17日の午後に陽性反応という知らせを受けたという。発症日は14日と伝えている。

 田嶋会長は「私と接触した方にしっかりと伝えなければならない。そして、お世話になっている文京区の方々に迷惑をかけてはならないと思い、このような形でお伝えすることとしました」と声明を出している。また、同会長は「発症日の14日までは、濃厚接触とはならない」コメントとしている。

【了】

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