【写真:Getty Images】
国際サッカー連盟(FIFA)は新型コロナウイルスの影響による選手契約への対応を検討しているようだ。英メディア『スカイスポーツ』などが現地時間16日に報じた。
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新型コロナウイルスの影響で欧州のリーグで試合延期が相次いでいる。スペインやイタリアでは選手やスタッフへの感染が確認されている。もし、今季のリーグ戦の終了時期が例年より遅れた場合、今季限りで契約が満了となる選手の契約に関しての対応が問題視されている。
チェルシーFWウィリアンやボーンマスMFライアン・フレイザー、マンチェスター・ユナイテッドMFネマニャ・マティッチやトッテナムDFヤン・フェルトンゲンは今年6月30日付でクラブとの契約が満了となり、フリーでの移籍が可能となる。もし試合の延期がこのまま続き、6月30日以降もリーグ戦が続く場合、現状では6月30日で契約が満了となる選手はフリーとなるため、所属のクラブでプレーできなくなる。
また、サウサンプトンからサンプドリアにレンタル移籍中の日本代表DF吉田麻也ら今季までのレンタル選手は、6月30日以降もリーグ戦が続いている場合、期間の延長などがなければ現状ではシーズン途中で保有元に復帰することになる。
だがFIFAは新型コロナウイルスの影響を考慮し、選手契約に対する対応を検討しているようだ。同メディアはFIFAの関係者が「そのうち発表されることになる」とコメントしていると報じている。
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