【写真:Getty Images】
新型コロナウイルス感染拡大の影響でスペインに足止めされていた中国スーパーリーグ(CSL)の武漢卓爾のメンバーが約1ヶ月半ぶりに帰国する見通しとなった。『AP通信』が14日に伝えている。
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武漢卓爾は2020シーズン開幕に向けて1月末からスペインでプレシーズンキャンプを開始。だが新型コロナウイルスの発生源となった武漢が封鎖されたことで帰国不可能となり、当初の帰国予定だった2月半ばを大きく過ぎてもスペイン滞在を続けることを余儀なくされていた。
同クラブは少なくとも3月末まではスペインにとどまることを予定していたという。だが封鎖が続く武漢を除いた中国の状況が改善される一方で、スペインでは逆にウイルス感染拡大の勢いが増しているという状況となり、帰国を早めることを決めたようだ。
「向こう(中国)の状況は良くなってきた」とスペイン人のホセ・ゴンサレス監督はコメント。「中国リーグはおそらく5月はじめに開幕する。帰国後は隔離が必要になるので到着は早いに越したことはない」と見通しを示した。
CSLは2月22日に開幕が予定されていたが、コロナウイルスの影響により延期された状態が続いている。武漢卓爾は今後中国南部の深センでプレシーズンキャンプを行う予定だと伝えられている。
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